2週間の勉強でAWS Certified DevOps Engineer – Professionalに合格した方法
はじめに
こんにちは!AWS事業本部コンサルティング部の和田響です。
先日、AWS Certified DevOps Engineer - Professional(以下DOP)に合格しましたので、
この記事ではその時の勉強法について記載します。
最短でDOPに合格したいと思っている方に役に立てればと思います。
受験背景
私は現在、2024 Japan AWS All Certifications Engineersの受賞を目標にしています。
DOP受験前では5つの認定資格(CLF,SAA,DVA,SOA,SAP)に合格していたので、2024年3月までにあと7個認定資格を取得する必要があります。
そのため「試験に合格すること」を目標に効率を求めて勉強をすることにしました。
・DOP受験前のAWS認定合格状況
勉強方法
私は以下のスケジュールで勉強をしました。
インプット(1日)
私が調べた限り2023年9月現在DOP用の参考書は販売されてなかったため、『ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト (アソシエイト試験ポケットスタディ)』というDVAの参考書で勉強をしました。
こちらはいつも隣の席に座っている先輩(すでに12冠達成)におすすめされた本で、DOPの試験範囲のインプットにかなり役立ちました!
「DVAの参考書でいいの?」と半信半疑でしたが、All Certな先輩を信じてこの本で勉強して良かったと今では思ってます。
私はこの参考書を1日でさらっと読み終え、インプットは終了しました。
(試験合格のためには、インプットは最小限にして問題を解くことに集中すべきだと個人的に思ってます。)
問題集を2周解く (11日)
最低限のインプットが完了したら早速問題集を解いていきます。 Udemyの模擬試験などがおすすめです。
私は問題集を1問ずつ以下のサイクルで解いていきました。
なぜその選択肢が間違えなのかを考える
AWS 認定試験は選択式問題のため消去法で解いていくことが効率が良いです。
まず選択肢の中から「技術的に不可能なもの」を排除し、技術的には可能な選択肢が複数ある場合は「どちらがより良いか」を考えて選択します。
わからないことをBlack Beltで学習する
なぜその選択肢が間違えなのかを考える中で、そのサービスについて理解が甘い部分が出てくるはずです。
その時はBlack Beltで該当するサービスのセミナー動画を見て理解を深めました。
わからない問題に登場したサービス名をメモしておいて、通勤時間などで動画を見て学習する方法も良いと思います!
問題を解くために重要なトピックを1文でメモする
問題を解いている中で「この情報を知っていれば解けた」を思う要素をメモしていきます。
「xx というサービスは〜〜できない」や「AWSは〜〜を推奨していない」など、それを知っているだけで選択肢を排除できたり、正しい選択肢を導き出せるような情報をメモしていきます。
ここで重要なのはなるべく簡潔に書くことです。メモした内容は寝る前や試験直前に見返すことで記憶に定着させていきます。
そのためなるべく覚えやすいように一文で完結に書くようにしました。
以上の3つのステップで問題集は卒業です。
私の場合は正答率はあまり気にしませんでした。各問題で大事なことがメモしてあれば、当日はそれを思い出すだけです。勉強段階の正答率は気にせず当日の自分に期待しましょう!
試験直前はメモした内容をひたすら見返す(1日)
いよいよ試験直前です。
みなさん言っていますが、試験前日はしっかりと睡眠時間を確保しましょう!
当日は3時間の長丁場ですので睡眠不足はかなりのハンデになります。
また睡眠が記憶の定着を促進するとも言われているので、寝る直前に勉強中にメモした内容を読みます。
当日の朝から試験までの時間も私はメモの内容をひたすら読むことに集中しました。
試験前に問題を解くのも良いですが、メモを読む方が時間効率が良いと個人的に感じました。
最後に
以上の学習方法で私はDOPに合格することができました!
今回の学習で得た教訓は「ある程度勉強してから問題を解く」よりも「問題を解いてみてわからない点を勉強する」方が明らかに効率が良いということです。
どうしても最短で試験に合格しなければならない方はぜひ私の勉強方法を参考にしてみてください!